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バリ島の食文化

バリ島は島なので魚介類が豊富なはずですが、その食文化は思いのほか肉食です。


バリ料理って?

上の写真はとある日の農園での昼食。

サテリリットと言われる鶏肉のつくね、テンペという大豆の保存食を揚げたもの、豚肉のいろんな部位を使うラワールという伝統料理、農園で採れる新鮮な野菜を使った炒め物や和え物などが並んでいます。

元々儀式や祭事の際に、村で豚を捌き分け合って食べる習慣があるため、バリの人々は豚肉が大好き!

至る所にバビグリンと言われる豚の丸焼き料理を売る店があり、どこも毎日賑わっています。

バビグリン屋の方がシーフード料理屋より多いのは間違いないですね!



↑写真はお店のバビグリン。丸焼きをすることでカリッカリになった皮の部分が美味しいです。

インドネシア料理との違い

インドネシアはイスラム教の国なので、基本的に豚肉はないですが、バリ島はヒンズー教ですので、豚肉を食べます。

そしてバリ島に旅行する皆さんに人気の、ナシゴレンやミーゴレン、ガドガド、チャプチャイといった料理は実はバリ料理ではなくジャワ料理です。ジャワには華僑が多いので、インドネシア料理というと中華料理の影響を大きく受けた料理が多いです。

それに比べてバリ料理は、独特な香辛料を何種類も組み合わせ、唐辛子も大量に使いとってもスパイシー!

かなり刺激的なのでお気を付けくださいね。

バリ島のデザート




写真は家庭で良く作られる、キャッサバをパームシュガーで甘く煮たもの。

上にかかっているのは削りたてのココナッツ。やさしい味でとっても美味しいんですよ~。

他にも、もち米でできたお団子のようなものや、ういろうにそっくりなお菓子、桜餅のような皮でココナッツとパームシュガーを包んだもの、わらび餅風のもの、などなど、バリ島のスイーツは日本の和菓子にとてもよく似ていて、日本人にはとてもなじみ深いです。

皆様もぜひ、バリ島をいつか旅行される際にはいろいろなローカル料理にチャレンジしてみてください!

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